タイ・バンコクの市内観光の定番といえば王宮周りですよね。
でもこのあたりは太陽を遮るものも少なくて、涼をとりに逃げ込めるホテルなどもありませんから、知らず知らずのうちに服は汗でびっしょり、黒いTシャツなど着ていようものなら汗が蒸発して白い塩の汚れがびっしりなんてことになっちゃいます。
灼熱のバンコク、王宮の白い壁、金色に輝くワット・プラケオなど見ているだけで眩しくて目眩に襲われそうになります。
歩きたくない!、でも観光はしたい
そんな時に利用したいのがトラムと市バスです。
[template id="7293"]トラムの乗り場と乗り方
トラムの乗り場はワット・プラケオの塀の向かい側 サナームルアン(王宮前広場)にあります。
行けば黄色いポロシャツを着たおばさんが切符を販売しているのでわかります。

トラムはこんな感じの乗り物でLPガスを燃料にしています。
乗車できる時間は朝の8時から15時30分までで運行間隔は30分に一本です。
しかしながら日本のようにきっちり定刻に出発するわけでも無く、最終便も15時30分が最後とは決まっていません。
そのへんがタイのアバウトな緩いところで、タイ好きには許せる事ですが初めての方にはイライラが募るかもしれませんね。
出発もある程度は客が集まらないと出発してくれません。
トラムの周回ルート
サナームルアン(王宮前広場)から国防省→サイアムミュージアムを通りマハラート通り、プラアーティット通りに入り王宮前広場に戻ってきます。
マハラート通りはチャオプラヤー川に沿っている道路なのでターティアン、ターチャーン、タープラジャンなどの船着き場のある場所をいくつか通過します。
もし船でサパーンタクシンへ戻りたければ途中下車すればタクシン駅からBTSでホテルまで帰ることができます。
所要時間は1周して約30分。
乗車料金は30バーツです。
初めて王宮に来るならこれに乗れば、大体の観光名所の位置関係が把握出来ていいかと思います。

国防省

王宮城壁
ここを歩くのが城壁の照り返しで一番暑くてつらいと思います。
排ガスと白い城壁からの反射熱でかなり暑いです。
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サラーンロームパレス
ラマ4世が自分の余生を過ごすために建てた建物だと言われていますが、ラマ4世は完成を待たずに死去したために
ここで過ごす事は叶わなかったと言われています。

運転席に立っていると風が気持ちよく火照った体を少しクールダウンして観光で疲れた身体をリフレッシュしてくれるような気がします。

マハラート通りには庶民的な市場がひしめき合っていてアジアの息遣いを感じることができます。
バンコク中心部にはあまり魅力を感じなくなったけど、庶民的な市場が立ち並ぶこのエリアは何度訪れても楽しい場所です。

ワットポー
タイの市バスの乗り方
王宮周りも市バスが数多く走っています。
これを利用しない手はありません。
路線バスの利点
ピンポイントで行きたい場所から行きたい場所まで連れていってくれる。
BTSやMRTのように階段をいちいち上り降りする必要がありません。
覚えると王宮や中華街からサイアムなどにも楽に帰ってくることができます。
圧倒的に運賃が安い。
エアコン無しのバスだと均一料金で9THBです。
エアコン有りだと行き先によって料金が変わりますので初めての方は敷居が高いかも。
もぎりの車掌さんに行き先を告げて言われた料金を払います。
行き先がはっきりしない場合はガイドブックの写真を見せるか、適当に20THBぐらいを車掌さんに渡します。
大体この方法で大丈夫です。
行き先が分かっている場合は車掌に言えば、停車前に教えてもらえます。
バンコクのバス路線図はDACOの『バンコク バス路線図』が便利です。
えっ!どこで買えるのかだって・・
アマゾンには売っていないようですから現地で手に入れるしかありません。
バンコク市内の日本語系書店では売っています。
紀伊国屋さんなどですね。
あとは日本人が多く集まるフジスーパーあたりでも手に入ると思います。
値段は120THBだったと思いますが、定かではありません。
王宮周りでは
船着き場を降りてからマハラート通りにでるとバス停があります。
53番、32番、51番、524番、44番が右方面からワットポーを1周してターチャーン船着き場方面へ行き、下へ下がって王宮前広場へ行きます。
適当なところで降車ボタンを押してください。
王宮周りはバンコク観光の定番ですが、バスを使ってちょっと地元慣れした装いで観光するのも良いかも知れませんね。(*^^*)
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