台湾南部はローカルフードの宝庫で、ガイドブックに載っていない店でもがっかりするような事は少ないと思います。
訪れる度に立ち寄るお店で絶対に外せないお店だけを5つ紹介します。
実はこれを食べるために一昼夜かけて高雄までやってきたと言っても大袈裟ではありません。
結論から言いますと
この5つのお店は超お勧めです。
こんなに興隆居の肉まんは優しい味で肉汁たっぷりの肉まんは食べたことがありませんでした、食べた後味もさっぱりしているので朝から2個ぐらいは食べることが出来ます。
台湾カキ氷もアイスモンスターしか食べたことが無くて、今回の婆婆冰を食べてみてお店の表記に書かれている先代お婆ちゃんの手を抜かない素材選びが今日まで守られている事が実感出来る味でした。
[template id="7293"]興隆居の肉汁溢れる肉まん
高雄で有名な朝食屋さんで肉汁が溢れ出る湯包が評判の店です。
店へのアクセス(行き方)は簡単でMRT市議會駅の一番出口を出ると左交差点に見えています。
中央角の果貿來來豆漿が目立っていますすが、右手の小さな店が目当ての興隆居になります。
果貿來來豆漿も有名な豆漿店ですね。
台湾には豆漿店と呼ばれる朝食を出すお店が数あります。
有名なところでは台北にある「阜杭豆漿」が有名で2時間待ちは当たり前という繁盛店です。
しかしながら「阜杭豆漿」は多分に過剰評価されて名前だけが一人歩きして味が伴っていない気がしています。
蛋餅(台湾風クレープ)薄餅油條などは作り置きしてあり時に油が回っていて美味しくは無いと感じました。
基本的に現地の人が利用しているお店がベターで、観光バスで乗り付ける店には行きたくもありませんよね。
果貿來來豆漿も興隆居も現地の人が並んでいますが、せいぜい5分ぐらいで順番が回ってきます。
果貿來來豆漿の方がお客さんは多いですね。
ここの店頭でも肉まんが売られていいます。
興隆居の肉まんと比較すると、肉の食感が強くて味もしっかりしています。
あとは好みですね。
どれを選んでいいのか迷ってしまいますが、お腹は一つしか無いので定番の湯包と蛋餅(台湾風クレープ)薄餅油條を選びました。
その日は暑かったので豆乳も冷たいものを選びました。
定番の湯包は1個15元で見ていると地元の人がどんどん買っていきます。
あまり遅く行くと売り切れになるそうです。

写真では上手く撮れていませんが、ヤバイぐらいに肉汁が入っています。
少し押すと、ピューって飛び出し服を汚すので注意して頂きます。
半分に割って汁を飛ばさないように気を付けて頂きますが、
中身も美味しいですが皮が噛んでいると甘みがあり美味しいです。
思ったよりも肉々しくなく、玉葱、キャベツの食感が生っぽくて1個ぐらいはすぐに完食してしまいます。
あっさりとした味付けで、元々肉々しい肉まんは苦手なほうなので、この店の湯包は丁度自分の趣向に合いました。
地元のお姉さんを見ていると、肉まん2個、鹹豆漿、焼餅の組み合わせが多かったように思います。
味は全体的に薄味で、濃い味に慣れている人には物足りないかもしれませんが、朝食として考えるとこれで良いのだと思います。
高雄市新興區六合二路186號
営業時間 朝3:00から11:00まで
高雄の絶品カキ氷、マンゴーたっぷり
高雄に来たらここははずせないお店の一つが高雄婆婆冰です。
1934年に創業した老舗かき氷店で名前の通りお婆さんが店のキャラクターになっています。
金煌マンゴーを使った芒果牛奶冰(ミルクかけマンゴーカキ氷)はシーズンになるとこれを食べに台北から現地の人がやってくるほど。

婆婆冰の芒果牛奶冰が100点とすると、有名なアイスモンスターの芒果牛奶冰は30点ぐらいの価値しか無いと思います。
フルーツの新鮮さはもちろんの事、他のメニューで使っているタロイモなどもモチモチとして美味しく、タピオカやアクセントに入れている少し焦がしたピーナッツに至るまで素材に気を使っていることが分かります。
芒果牛奶冰 雪氷が120元 通常の氷だと100元です。
迷わず雪氷を選ぶべきでしょうね。
口溶けがふわふわで通常の氷とは口当たりが全く違います。
かき氷が苦手な人でも頭がキーンとならずに1皿余裕で食べることができます。
紹牌総合カキ氷(80元)
自分的にはこのカキ氷の方が好みでした。
いろんな具材の味が楽しめて280円は安い!
ここのタロイモのモチモチ感と素朴な甘さは病みつきになりますね。
台南の裕成水果店や莉莉水果店も素晴らしいマンゴーカキ氷の店だけど、この高雄婆婆冰も超お勧めの優良店だと思いますね。
住所:高雄市鹽埕區七賢三路135號
[mappress mapid="28"]このお店は元々のお婆ちゃんがやっていた創始店と旗艦店の2店舗があります。
どちらも道路隔てて近い場所にあります。
写真にあるのは旗艦店の方でこちらのほうが店内で食べられるので使いやすいかも。
夜ホテルへ徒歩で帰っていると、夜の10時だというのに客がいて営業していました。
一体何時までやっているのかと調べたら、9:00から24時まで営業しているそうです。
暑い高雄ですから皆夜型なんですね。
スィーツの名店 東美豆花店(東美甜品)の絶品杏仁豆腐
「鴨肉珍」という店で食事した後にあまりに口の中が油でべたつくので甘味を食べたくなり立ち寄ったお店です。
この豆花店は高雄婆婆冰の創始店の近くにあり地元の人でとても賑わっていました。
高雄婆婆冰の2軒となりの角にこの東美甜品がありますが、婆婆冰よりも客は多くいて、店前で食べている人や持ち帰りで大量に注文していた女性など深夜近い時間なのに賑わっていました。。
日本のブログでは見かけなかったお店ですが、歴史も古く地元に愛されている名店のようです。
地元台湾のグルメブログには頻繁に紹介されている甘味処です。
ここでは杏仁豆腐の紅豆乗せを注文しましたが、正直興奮しました。
あまりの美味しさに食べ終わってから写真を撮っていないことに気づいて、、うっかりしました。
杏仁豆腐も美味しいのですが、紅豆のふっくらとした食感とほのかな甘味があり良い素材を使っていることが分かります。
お店もショーケースがあったりと清潔感があるので露店が苦手な方でも抵抗少ないと思います。
注文した杏仁豆腐の写真がありません・・・実はあまりに美味しかったので写真を撮るのを忘れてしまったんです。
上のメニューに載っている写真よりも紅豆はてんこ盛りでした。
カウンターの男性は日本が好きなようで少し待たせた分サービスしていただきました。有り難いですね。
このお店はまた訪れたいお店の1つですね。
住所:高雄市新興區六合路158號
[mappress mapid="32"]今回の旅行で高雄で2回、台南、台北で1回づつマンゴーカキ氷を食べ比べています。
台北以外はどの店のマンゴーも美味しかったのですが、一番美味しかったのは高雄の三民市場で買い求めた切り売りマンゴーが一番濃厚で美味しかったという結果となりました。

肉厚の完熟マンゴーで甘みも最高、これで100元は安いでしょう。

美味しいマンゴーや果物が食べたいなら三民市場がお勧め
「三民市場」は、中華三路と三民街の交差点から西へ行ったところにある地元の小さな市場です。
高尾駅から徒歩10分程度で行くことができる庶民感覚の市場です。
写真の奥が市場の入り口です。
入り口には果物屋さんがあります。
ここでスイカを買ったところ美味しかったので、今度まマンゴーを買いに市場左奥の店で上の写真にあるマンゴーを購入。
切り売りマンゴーを売っていたのはそのお店だけでした。
この市場は南部の市場独特の肉専門の店などは少なくて、餃子を店先で包んで販売しているお店が多かった。
観光客は全くいなくて、どのお店の人も目が合えば微笑んでくれてなんだかホッコリするような市場でした。
ローカルな市場が好きな人なら絶対に行くべき市場だと思います。
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