旅行で楽しい時間はガイドブックを呼んだりネットでホテル選びをしている時かもしれませんよね。
お金持ちは簡単にさくっと五つ星ホテルを選べば良いですが、私達のような日々を切り詰めて旅行資金を捻出している者にとってはそうもいきません。
ですからホテル選びは旅行直前まで悩みます。
今回の旅行で台南で宿泊する時に参考にした宿泊先がこの3つのホテルです。
[template id="7293"]1.ケンブリッジホテル(台南剣橋大飯店)
赤嵌楼の近くで門前町風な風情のある通りで、周りには食事に困らないほど有名な「台南小吃」のお店が軒を並べています。
値段は6500円程度ですが、室内も広くて最近リニューアルしたのかとても綺麗です。

気に入ったのは室内の広さとゆったりとした廊下です。
チープなホテルは廊下が狭く、帰宅した時にテンションが下がります。

また食事も美味しくて、フロントの対応も気持ちが良いことが挙げられます。
そしてここは日本人率が高いので、日本語を話すスタッフが数人います。
しかし一度宿泊済なので新規を開拓することにしました。
2.台南謝宅
ネットで偶然見かけた民宿。
自然と同居するイメージでリノベーションされて長屋風の宿泊施設です。
所有者が意識して住所などを公表していないので、所在地、宿泊費などまったく分かりません。
こちらのfacebookに情報があります。
問い合わせをかけたところ返事が来たのですが、宿泊費が私達には高すぎました。
ルームタイプ二つがあります。 6510元/1泊/2名と4490元/1泊/2名でございます。
ここはすぐに諦めました。
宿泊して見たい方はフェースブックにメアドがありますので問い合わせしてみて下さい。
日本語で大丈夫です。
3.康橋商旅 赤崁樓館
建物が黄色に塗られていて趣味が悪くチープな印象を受けましたが口コミが以外に良くって自転車も無料で貸し出してもらえるということでここに泊まってみることにしました。

この康橋商旅(カインドネス)は高雄に拠点があるホテルチェーンで台湾の人達に支持されているホテルグループのようです。
宿泊してみて初めて多くの旅人に支持される理由がわかりました。
この日は日本人は見かけずに、そのほとんどが台湾の人達のようでした、皆さんフレンドリーに笑顔を返してくれます。
部屋は決して広くありませんが、清潔で機能的に作られていますので使いやすかったですね。
お風呂も手入れが行き届いており、髪の毛一本落ちていません、加えてシャワーの水圧が半端なく強くて気持ち良かった。
ここのホテルの中心は玄関正面にある朝食会場で、そこにあるほとんどが無料提供されているので、昼の一服時や夕方観光から帰ってきてここで皆さん休憩をしています。
無料で提供されているのは珈琲などの飲み物、アイスクリーム。ケーキ類などです。

ケーキ類も食べ放題です。
さらに驚くのは夜食がでる事です。
夜8時か9時忘れましたがそれにくらいに夜食サービスがあります。


夜にこんなに食べて大丈夫でしょうか。
翌日の体重が気になりますが・・・・・

従業員総出で、担仔麺を作ったりオムレツを焼いたり飲み物を運んだり笑顔を絶やさずに接客していました。
フロントの対応も良かったのですが、日本のおもてなしもビックリするようなサービスがここにはあります。
フロントには大小のお絞りが大量に置いてあり、汗をかいて帰宅した時とは食事の時には重宝しました。
台南・高雄は暑い土地ですのでどのホテルにもランドリー部屋が有り、無料で使える洗濯機が置いてありますが、ここのホテルでは新型の洗濯機と乾燥機が大量に置いてあったのはビックリしました。
客室数もそんなに多く無いコンパクトなホテルにこれだけ設置してあること自体スゴイとしか言いようがありません。

海外ホテルで不便だと思う事に、コンセントの数が少ないという事があります。
タブレット、スマホ、デジカメなど充電した機器は昔より増えたのに、ホテルではコンセントが足らないと感じませんか。
このホテルではフリーのコンセントが3つもありました。
もちろんwifiもパスワード無しで電波の状態も強かったです。
この辺りは宿泊者のことを考えてあるホテルだなと感じましたね。
余談ですが、この次に泊まった台北のホテル(神旺大飯店)ではコンセント0でしたので、しかたなくテレビのコンセントを抜いて充電しました。(T_T)
写真の赤い自転車を借りましたが、台南の町は坂も少なく快適でした。
やはりジャイアンツの自転車はキシミも無く乗りやすと思いましたね。

ちょっとがっかりした台北神旺大飯店(サンワンホテル)
神旺大飯店はMRT忠孝敦化駅を出た正面にあるホテルで、外観、フロントを見た印象では豪華で洒落た印象を受けます。
今回、足を痛めていたので駅近で探した所、一度泊まってみたかった「神旺大飯店」に決めました。
ホテルの外観やエントランス、そして受付のある4階部分も金色をイメージしてあるのか豪華そのものです。

しかしながら部屋に入ると、あまりの老朽化とメンテナンスの良いがげんさに幻滅しました。
古い建物なので老朽化はしかたないにしても、見える部分があれだけ豪華で掃除も行き届いているのに客室はボロボロです。
バンコクで3000円ぐらいで宿泊出来るホテルのほうがまだましなような気がしました。

使えるコンセントはありませんし、テレビはパソコンサイズのものが置かれていますが小さすぎて文字等は見えません。
リモコンが効かなかったので電池の交換を電話で要求しましたが来なかったので、こちらからフロントに行き電池をもらって交換しました。
しかしリモコンそのものが壊れているようで役にたちませんでした。
ここは中華系のホテルなので、大陸からの客が結構来ています。
壁が薄いのでしょう、話している声がドアの前から聞こえている感じがしてそれが夜中から朝方にまで聞こえて眠れません。
2泊ともうるさかったので疲れました。
フロントに部屋の変更をお願いしたのですが対応してもらえませんでした。
以前、シャーウッドで同じことがあって部屋の変更をお願いしたらワンランク上の部屋を用意してくれてマネージャーらしき方が挨拶に来られたのには驚きましたが・・
サンワンホテルでは無理でした。
駅前だと思っていたのですが実際は改札を出てから遠い感じがしました。
道路を挟んで反対側にはエレベーターがあるのですが、ホテル側にエレベーターが無いのでエスカレータを使います。これがホテルと反対方向に歩かないといけません。
MRTに入るのに下りは階段しかありませんので、足の悪い方や年配の方は注意が必要です。
康橋商旅(カインドネス)があまりに良かったので、そのギャップがあったのかもしれませんね。
台南と台北では土地値が違いますから仕方ないですけど・・・
これだとタクシー利用を念頭にしてシティースイーツ(城市商旅 南西館)にしたほうが部屋の綺麗で食事も美味しいし、宿泊費も安いので満足度は高かったと思います。
キャンペーンを煩雑に開催しているのでコマ目に見ています。
DeNAトラベル(短期ツアーならダントツ他社よりで安いです)