海外旅行に行って「地図が使えない」「お店が分からない」「時刻表が分からない」なんて想像できませんよね?
この記事では、海外のインターネット接続について詳しく比較していますので、参考にしてみて下さい!
目次
海外旅行でインターネットを使う方法
海外旅行でインターネットを使う方法は以下の3つです。
- 携帯会社の海外パケット
- 海外用WiFiルーター
- 現地のホテルや公共施設のWiFi
携帯会社については、大手3社(ドコモ・au・ソフトバンク)を対象として比較しています。
海外用WiFiルーターは種類が多いため、業界で1番人気の「イモトのWiFi」を参照しています。
海外でのインターネット接続を徹底比較!
ここからは、前述した3つの方法を様々な要素で比較していきます。
値段で比較
タップで開きます
★★★☆☆ 値段
1,980円〜2,980円/日 内容
◆1日単位の定額制
(通信量により2段階・通話は別料金)
※通信容量25MBで切り替わるが、普通に利用していて25MBに収まることはほぼ無い
◆基本的に同時接続は不可
※詳細は契約中の各キャリアまでお問い合わせください
★★★★☆ 値段
定額680円〜/日 内容
◆1日単位の定額制
◆スマホに限らず、タブレットやノートPCなどのWiFi機器なら接続可能
◆ルーター1台で5人(台)まで同時利用が可能
◆1日の料金は渡航先やプランによって違う
★★★★★ 値段
0円〜 内容
◆無料
※一部ホテルなどでは有料のものもある
◆何台でも同時接続可能だが、多数接続する場所では速度が極端に低下することもある
◆セキュリティ対策が施されていない場所には注意が必要
携帯会社の海外パケットが1日あたり1,980円~2,980円で、高いと感じる方も多いと思います。
逆に、現地のホテルや公共施設のWiFiだと「必要な時に使えない」「セキュリティ面も不安」「使っていいか分からない」といった理由で諦めた話をよく聞きます。
その点、海外用WiFiルーターなら必要な時に使えて、通信の品質や安全性、料金も優れています。
イモトのWiFiの場合、韓国・タイなどの国であれば1日あたり680円、ハワイやアメリカ本土、フランス・イタリアなどの国でも、1日あたり980円で利用が可能です。
通信速度で比較
タップで開きます
★★★☆☆ 速度
4G/LTE 高速通信
※現地ゲスト帯域 内容
◆ゲスト帯域を利用した通信のため、混雑時は現地の人が優先される
※4G/LTE対応エリア外では3Gまたは2G回線になる
※大容量の通信をすると通信制限がかかる場合がある
※詳細は契約中の各キャリアまでお問い合わせください
★★★★★ 速度
4G/LTE 高速通信
※現地メイン帯域 内容
◆現地通信会社と直接契約の回線のため、現地の人と同じメイン帯域を利用した高速通信が可能
※4G/LTE対応エリア外では3Gまたは2G回線になる
※大容量の通信をすると通信制限がかかる場合がある
★★☆☆☆ 速度
ブロードバンド 内容
◆基本速度はWiFiスポットに依存するが、接続人数が多くなると極端に遅くなる場合がある
データ通信容量で比較
タップで開きます
★★☆☆☆ データ通信容量
通信容量によって料金が変化 内容
◆基本的に無制限で利用可能
※一定量を超えた場合、通信速度制限がかかる可能性あり
◆現地で提携していない携帯キャリアへつながった場合、膨大な通信料金が発生する恐れがあるため、事前の確認が必要
※詳細は契約中の各キャリアまでお問い合わせください。
★★★★★ データ通信容量
500MB/日~無制限*
データチャージ*
*対象国のみ 内容
◆1日で使えるデータ通信容量を500MBか1GBから選べる
◆ギガ使い放題の「データ無制限プラン」や、必要な容量だけ追加できる「データチャージ」など自由に選べる
※短時間に大量のデータ通信をすると通信制限がかかる場合があります。
★★★★★ データ通信容量
無制限 内容
◆無制限
無制限以外のプランで利用する場合、普段使用しているアプリがどれだけの容量を使っているか、事前に確認しておきましょう!
安全性で比較
タップで開きます
★★★★★ 安全性
安全 内容
◆各携帯会社のセキュリティ対策により安全な通信が可能です
※詳細は契約中の各キャリアまでお問い合わせください。
★★★★★ 安全性
安全 内容
◆スマートフォンとWiFiルーターの接続は暗号化されており、常に安全な通信が可能です
☆☆☆☆☆ 安全性
要注意
セキュリティ対策がない場合もある 内容
◆セキュリティ対策が行われていない場所が多数あるため注意が必要
◆IDやパスワードだけでなく、すべての通信内容が盗聴・傍受される可能性があるため非常に危険
同時接続台数で比較
タップで開きます
★★☆☆☆ 接続台数
基本的に1台 内容
◆テザリングのできる契約内容であれば、スマホ、タブレット、ノートPCなど外部機器の接続も可能
◆テザリング容量に制限がある場合、残量を確認しておく必要がある
※詳細は契約中の各キャリアまでお問い合わせください。
★★★★★ 接続台数
5台まで同時に使える 内容
◆スマホ、タブレット、ノートPCなど複数台の接続が可能
◆家族や友人とのシェアも可能
★★★★☆ 接続台数
複数台使える 内容
◆スマホ、タブレット、ノートPCなど複数台の接続が可能
◆接続数が多いと速度が落ちる場合もある
使いやすさで比較
タップで開きます
★★★★★ 使いやすさ
申し込み不要 内容
◆申し込み不要(携帯会社による)
◆設定を誤ると高額請求につながるため、事前の確認が必要
◆通話料は別途発生
※詳細は契約中の各キャリアまでお問い合わせください。
★★★★☆ 使いやすさ
設定が簡単 内容
◆最短10秒で利用可能
◆WiFiルーターの電源を入れて、スマホにIDとパスワードを入力すれば利用可能
◆利用時は常に持ち歩く必要あり
★☆☆☆☆ 使いやすさ
場所による 内容
◆カフェやホテルなどで、IDとパスワードを聞いて入力する必要あり
◆現地で会話が必要な場合あり
◆利用するにはWiFiスポットを探して移動する必要あり
比較まとめ
以上の内容を踏まえ、海外旅行でインターネットを使うなら何がおすすめか、決めていきたいと思います。
(ドコモ・au・ソフトバンク)
★★★☆☆ メリット
◆手続き不要
◆他の機器を持ち歩く必要なし
デメリット◆通信料が高い
◆一定量を使用すると通信速度が減速される場合がある
◆契約している端末のみ接続可能
(テザリングを除く)
(イモトのWiFi)
★★★★☆ メリット
◆料金が安い
◆セキュリティが安全
◆1台で5人(台)まで同時接続可能
◆設定が簡単
◆いつでもネット接続可能
デメリット◆WiFiルーターを持ち運ぶ必要がある
◆一定量を使用すると通信速度が減速される場合がある
★★☆☆☆ メリット
◆通信料が基本的に無料
◆スマホやPC、タブレットなど複数接続可能
デメリット◆セキュリティ対策が無い場合もあり、情報漏洩のリスクがある
◆速度が極端に遅くなる場合がある
◆現地語での対応が必要の場合がある
携帯会社の海外パケットは、申込み不要で手軽に利用できる一方、設定を誤れば数十万円のパケット料金を請求される恐れもあります。
現地のホテルや公共施設のWiFiは、基本的に無料で使用できる一方で、場所が特定されたり、接続方法が不明、セキュリティ面で不安があるなど、思いのほか気軽に利用できません。
イモトのWiFiは、持ち歩く手間が掛かりますが、セキュリティも確保され、時間や場所に左右されず、料金も安くて定額なので、1番メリットが大きいと言えるでしょう。