バンコクのチャオプラヤー川のトンブリー地区に出来たバンコク最大のショッピング施設アイコンサイアム(Icon Siam)に出かけて来ました。
恥ずかしいことに、ショッピングモールやブランドショップに興味が無いのでアイコンサイアム(Icon Siam)がなんなのかわからずにいたところ、ホテルのTVやBTSの広告などで盛んに高島屋が出店した施設として映像が流れていたので帰国前の時間を利用して少しだけブルジョアな気分を味わいに出かけてきました。
探したら昨年訪れた時に工事中の写真が出てきました。
高級コンドミニアムだと思っていたのですが、ショッピング施設だったんですね。
工事を請け負っていたのが日本の大林組だったので写真に残していました。

そして完成したアイコンサイアム(Icon Siam)の外観写真がコレです。

ガラスを多用した斬新なデザインになっています。
調べてみると
サイアムパラゴンを手がけた財閥CPグループということでお金に糸目はつけていないのが
素人目でも分かります。
CPグループは小さな種苗販売店から出発した中華系のタイ最大の財閥グループだそうです。
まあ~そんなことはどうだって良いんですけどね。
多くの地元のタイ人と貧乏な旅行者は夕景と涼を求めにここへやってきています。
チャオプラヤー川を超えるとPM2.5の影響も和らぐ?
今バンコクでは大気汚染が深刻な状況だそうで、タイに入国してから町中では多くの市民がマスク着用で歩いているのをみかけました。
日本もマスクの着用率が高い国ですが、今のバンコクはそれ以上です。
もちろん日本のマスクはインフルエンザであったり花粉対策であったりしますからバンコクのそれとは意味が異なります。
バンコクで駐在している人と知り合ったので聞いてみたところ、家族でも蕁麻疹やアレルギーが出たりして目に見える影響が出てるらしく、大手スーパーなどでは無料で配布しているマスクはもちろんですが、市販のマスクも手にいれるのは難しい状況に陥っていると話されていました。
プラトゥーナムあたりを歩いていると喉がいがらっぽい感じになることが以前からありましたが、さほどには気にかけずにいました。
その大気汚染(PM2.5)もチャオプラヤー川の西側ではあまり感じませんでした。
川からの風が大気汚染を緩和しているような気がして、川より西側ではマスクの着用率も低くなってバンコク中心部とでは全然違った印象を持ちました。
もし近々バンコクに来る予定のある人はマスクは日本で調達して持ってきましょう。
バンコク市内ではまず手に入らないです。

一階部分エントランスから入るとボタニカルなカフェ&食事エリアが広がっていて、無機質な感じがするパラゴンよりは好印象です。


日本料理店の一枚板にとっても惹かれました。

上を見上げると有機的なデザインなので、施工が大変だっただろうな~

パラゴンと同じで高級車が一杯展示してあります。
高級ブランドは書ききれないほど入居しているので割愛します。
この休憩エリアから見ると向かいのテレビ局のビルに夕日が当たってとても綺麗でした。
でもここの休憩用のソファーに入居しているお店の店員が占拠して化粧直しや居眠りをしていたのが興ざめというか流石タイというか残念な印象でした。
ガードマンが時々チェックして立ち退かせてはいましたけど。

食事エリアの紹介
ブランドエリアにはお客さんはほとんどいませんでしたが、G階にあるフードコートへ行くと驚くくらい人がいました。

食事エリアの一部はこのような水上マーケットをイメージしたもので見ているだけでも楽しいです。
冷たいものがほしかったのでココナッツアイスを頼みました。
これで60バーツ。
ココナッツアイスとしては高いですがこの雰囲気だし、マンゴーも乗っているしむしろ安いと思います。
昨日ウィークエンド・マーケットで食べたココナッツアイスが30バーツでしたが、こんなには豪華ではありません。
あと写真をとり忘れたのですが、同じ階にある中島水産のお寿司はネタも新鮮で美味しかったです。
一貫10バーツと20バーツの種類でわかりやすく自分のお腹具合に合わせて購入できるので飛ぶように売れていました。

フードコートの椅子とは思えないほど豪華です。

4階には初出店の京都「かつくら」が入居していました。
中島水産の寿司を食べたあとなのでたべませんでしたが。
関係無い話ですが昨夜のアジアティークのやよい軒のとんかつはいままで食べたとんかつの中でも最低最悪のもので、油が悪く肉は筋だらけでカチカチしかも店内は蚊がうじゃうじゃ、店員はスマホ片手に肩肘ついてメニューすらもってこない。タイの店員にはいらつく事が多いのですが日系の飲食店でここまでひどいのは初めてでした。
フジレストランのほうが安いし満足度も高いですね。
リーズナブルに日本食食べるなら大戸屋、やよい軒より絶対にフジレストランおすすめです。
シーロムにあるやよい軒で食べた焼き魚も不味かったし撤退は時間の問題かな。


アイコンサイアム(Icon Siam)のトイレ
食べたらトイレ行きたくなりますよね。

流石におしゃれで豪華なトイレです。
ウォシュレット付きのトイレなので、宿泊しているホテルではしたくない人やタイに来て便秘だという人はここまで来ましょう。(^-^)

アイコンサイアム(Icon Siam)への行き方
アイコンサイアム(Icon Siam)へのアクセスはとっても簡単。
2つの方法があります。
無料のシャトルバスがBTSクルントンブリー駅から出ていますのでそれに乗る。
もしくはサトーン船着場から無料のボート(船)で行く。
今回は乗りなれている船で行きました。
サトーン船着場はBTSサパーンタクシン駅で降りて進行方向に歩くと見えてきます。
アイコンサイアムはアジアティークと同じ桟橋になっていて
サパーンタクシン駅の階段を降りたら左側にあります。

ボートで数分です。桟橋から見えています。
場所的にはミレニアムヒルトンの手前になります。
アイコンサイアムはチャオプラヤー川の西側に位置しているので直接夕日を見ることは出来ませんが、TV局のビルに反射して美しいですし、川面の紅に染まっていく過程もとっても綺麗です。
夕方前から人が集まってきます。
飛行機の時間が迫っているので、帰ることにしました。
