瑞芳(ずいふぁん)からひと駅のこの町はかつて炭鉱の町として繁栄していました。
時代の流れでどの町もそうなっていったようにこの猴硐も寂れていきました。
最盛期には6000人いた住人も数百人に減り、ここままでは町として存続できないつまり限界集落となっていきました。
2009年に猫好き有志の活動により猫のいる幸せな村としてネットを通じてPR活動したところ人気に火がついたといいます。
[template id="7293"]猴硐(ホウトン)へのアクセス
台北の台鉄駅から悠遊カードを使って行きます。
以下に詳しく書いてあります。
このカードがあれば割引料金で乗ることができて、切符を買う手間が省けて一度手にするともう手放せませんね。
時刻表を調べた所
4178 樹林- 蘇澳 11:24発が直通で猴硐(ホウトン)まで行くらしいとあるブログに書いてあったのでその電車に乗りました。
しかし電車内の案内を見ると基隆の文字がやたらと目につきます。
前の席に座っていた地元の若者グループに聞いたところ八堵で乗換だと教えてくれました。
多分4178は基隆経由で猴硐まで行くのかもしれません。
後で調べてみると自強号に乗るのが良いみたいですね。
11:40台北発の自強号が瑞芳に12;06分着⇒乗換12:13分発⇒12:18分猴硐(ホウトン)着
この電車が一番効率良く猴硐(ホウトン)に着きます。
この猴硐(ホウトン)は有名な平渓線ではありませんので注意して下さい。
土日は十分からの観光客で激混みですので、海科館まで行き折り返したほうが座って帰れます。


猴硐は電車を降りたとこから猫だらけの村でした。



トイレだって手を抜いていません。


改札を出て正面です。奥に資料館などがあり、食事をする場所はここの数件のお店だけです。

たま(?)駅長がお出迎えしてくれます。
yモバイルのCMで見る猫のように愛想の無い猫でしたけど、それがまた憎めない可愛さで今後人気が出るネコちゃんだと思います。

資料館の右手には昔炭鉱の町だった面影が残されています。
スポンサーリンク
[ad#g1]この駅の周りにはいくつかの炭鉱遺跡が保存されています。

資料館の裏手は清流が流れていて、マイナスイオンに溢れてのんびりした気持ちにしてくれます。
今度はお弁当を持って、猫と古い町並み、ローカル線を見ながら一日のんびりするのも良いかも知れません。

ここには犬もいますが、観光客に相手にされずつまらないオーラーが出ていますね。


猫の村はこの資料館の線路をはさんだ反対側にあります。
陸橋を渡って移動します。

字体がとても可愛い。(*´∨`*)


喫茶店みたいな建物もありましたがこの日はやっていませんでした。

この猫は可愛かった。

猫村の最上部にある個人のお店のマスコット猫です。
ちょっと憂いを含んだ表情で遠くを見ていました。
背中に哀愁(?)


やっぱり主役は猫。
ワンちゃんはつまらなさげです。
おいらも触ってくれよ。

ここの猫村は個人レベルの活動が、行政をも巻き込んで魅力的なネコ好きにはたまらない観光地を作っていました。
トイレや道路標識に至るまで丁寧に作りこんでありますし、
猫も大事にされていることは毛並みの艶などで分かります。
この点では大学生の文化的活動に行政とマスコミが便乗しただけでなにもハード、ソフト面に手を入れずに放ったらかしにしている台南 神農街とは対比をなす場所だと思います。
村おこしの1つの良いサンプルだと思います。
まだまだ発展途上の観光地で、観光客がお金を落とす仕組みがまだ足らない感じですが、それゆえ観光客も少なくのんびりして癒やしを求めるには最高の場所、お弁当持って河原で食べて、猫と触れ合えば日頃のストレスも吹き飛んでしまうでしょう。くれぐれも十分のようにならないで欲しいと願うばかりです。
Taking the ovwivree, this post hits the spot