トヨタのタンクを試乗 子育て夫婦にぴったりの使いやすさだがソリオに負けていると思う

ダイハツのトールのOEM車であるトヨタのタンクを試乗しました。

車買い替え計画の一環で最近いろんな車をみています。

このタンクという車は、スズキのソリオの好調な売れ行きを見て対抗馬として開発された1000CCのハイトワゴンというジャンルの車です。

カタログでは1LD-CAR(ワン・エル・ディー・カー)と銘打っていて部屋のように寛いでもらえる車の誕生というキャッチフレーズがついています。

トヨタタンクとルーミーの人気色は

 

タンクにはフロントフェイスの違いによってルーミーという車があります。

上の写真はタンクになりますが、ルーミーはもっと押し出しの強いドヤ顔になっています。

営業の方の話ではルーミーの方が若干販売数が上回っているそうです。

人気色はやはりブラックとホワイトで、写真の若草色も人気だそうです。

ドアを開けると開放的な運転席周りが目に入ってきました。

足元も広くて肘掛けもついていて大人二人がゆったりと座れます。

運転姿勢ですが、シートを調節しても上手く決まりません。

どうしてもシートを足に合わせると、ハンドルが遠くなり、ハンドルに合わせると逆のパターンになってしまいます。

それと5分ぐらい乗っているとすぐに慣れましたがシートの長さが若干狭いような感じがしました。

長距離では疲れが出てくるかもしれません。

空調設備の使い勝手はあまりよくありません。

操作位置が遠いので運転中に視線の移動が必要になってきます。

ドアスイッチ周りの質感は価格なりではないでしょうか。

ステッチもフェイクですが、成型された樹脂パーツを上手く使って高級感を醸し出しています。

ドアの締め具合も安っぽさも無くてしっかりした開け閉め音になっています。

トヨタ・タンクの最大のアピールポイントは室内の広さ

後席を畳むと広大なスペースが出現します。

自転車ぐらいならかんたんに積むことが出来ますね。

でも後席を畳んで最大のスペースを確保しても、車中泊するにはそれなりの工夫が必要です。

私は身長170cmですが、足を伸ばすことは出来ませんでした。長さが足りません。

一人ですと斜めに寝れば大丈夫かもしれません。

前席を後ろに倒すと後部座席をフルフラットになります。

これだとマットを引けば大人二人で寝ることが可能です。

シートの凹みには隙間埋めのマットなどを敷かないと安眠は出来ないかもしれませんね。

子育てママにはベビーカーを積み込んだ際の固定する工夫があったらもっとこの車の魅力が高まるのにと感じました。

後ろ座席に買物袋を下げるフックはついていましたが、サイドには紐を引っ掛けるようなものもありませんでした。

これがあると大きな荷物を積んだ時もロープ等で動かないように固定できるので便利なんですが・・・

荷室はただの空間です。

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トヨタ・タンクを試乗した感想は

走り出しは少し重く感じましたが、1000ccとは思えない加速感があり街乗りではなんら不満は感じません。

女性を意識しているのかハンドルは軽すぎる感じでもう少し重くした方が良いように思いました。

ハンドルを握った感覚では上から掴む感じで、軽のハイトワゴンの延長線上にある車だということがわかります。

ダイハツのタントをベースに作ったという感じがありますね。

加速感とコーナリングは

試乗したのはターボ無しのモデルですが町中ではなんのストレスも無く走りますが、急なカーブではやはり気を使います。

同乗した人に頼んで急な上り坂が続く道を走らせてもらったのですが、さすがにエンジン音も高まり苦しい走りでした。

高速利用や山道が多い人はターボを選ばないと後悔します。

価格はどうか

ノーマルエンジンの真ん中グレードを選んで見積もりを取りましたが、総額185万円でした。

ターボを選んでそれなりにオプションをつけると220万は越えてきます。

正直これでは高く感じます。

200万こえるならスズキのソリオの方が良いと思いました。

大急ぎで開発した感が否めない

タンクはダイハツが開発してトヨタでも販売している車です。

トヨタの販売力と販売網はすごいので、いま契約しても3ヶ月待ちになるそうです。

1000ccの車で走らすには車体の軽量化が不可欠になってきます。

車体(プラットフォーム)はパッソと同じだそうです。

この車もフェンダーが強化プラスチックだったりして軽量化を図っていますが、それでもカスタムのGで1100kgの車体重量となっています。

これに比較してソリオ バンディット ハイブリッドでは990kgとなっており120kgも軽い車体に仕上がっています。

新型ソリオの発売に合わせて新しいプラットフォームを開発した効果が出ています。

ターボ無しのモデルではソリオが1200ccでタンクが996ccと200ccもの違いがあって、しかも120kgも重い車体ではタンクには勝ち目はありません。

これは競争を急ぐあまり専用のプラットフォームを設計出来なかったのが原因では無いでしょうか。

車中泊にしても足を伸ばせないなど中途半端で、ハンドルの軽さを見ると女性を意識しているのかと思いきや顔つきや内装などは男性向けのデザインになっているし、どこへターゲットを向けているのかが分かりません。

子育てファミリーを狙っていたとしたら細かな配慮が足らない気がします。

こんな中途半端な車でもトヨタの販売網にかかれば売れるんですね。

概にこの車を持っている方や車選びの考慮に入れている方には、私個人の勝手な見解なので読み捨てて下さいね。