手に触れる運転席にも座れる三笠鉄道村は鉄道好きには垂涎の聖地

北海道へ行ったら是非立ち寄りたい場所がありました。

それが三笠鉄道村です。

石炭輸送を目的とする幌内鉄道の廃止に伴い、その開拓の歴史を保存する目的で作られた三笠鉄道村(鉄道記念館)。

敷地内には実際に乗車できるSLやトロッコ電車、石炭輸送につかわれた列車が展示されていて鉄道マニアならずとも子供の頃にみたような蒸気機関車の勇姿を身近で体感できることでノスタルジックを感じて心が癒やされる場所となっています。

明治15年道内で最初の鉄道-幌内・小樽手宮間開通 でしたが幌内線は1987(昭和62)に廃線となりました。

旧三笠駅周辺を利用し平成2年にオープンして現在に至りますが、途中不幸にも子供が自走式のトロッコで怪我を負う事件も乗り越えて現在では北海道ならずとも、全国の鉄道ファンにとって一度は訪れたい聖地となっているようです。




三笠鉄道村への行き方(アクセス)

車で行く方法とバスを利用する2つの選択があります。

車で行く場合
札幌から道央自動車道を走り三笠インターで降りて10分ぐらいの場所にあります。三笠インターを降りるとイオンモールがあります。その横手に観光案内所があるのでそこで三笠鉄道村のパンフをもらうと道に迷わずに到着できると思います。
バスで行く場合
レンタカーを借りるなんて面倒だ。と思われる方はバスでも行くことができます。

JR岩見沢駅で降りて中央バスに乗り換え岩見沢ターミナル 幾春別行に乗り三笠市民会館で下車後、市営バスに乗り換えて市民会館前から 三笠鉄道記念館下車すぐです。

結構バスは面倒くさいですね。

三笠鉄道村

かなり広大な敷地で流石に北海道だと感じさせてくれます。

隅々まで堪能しようと思うと一日はフルに必要ですね。

 

敷地内を走るS-304には乗車券が必要です。

大人300円でした。

乗ってみて思ったことはSLは乗るよりも見るものだということですかね。

でも乗ってみないとその振動や石炭を燃やしたときに出る臭いやけむたさに、その時代を生きたSLや石炭を汗だくになりながら焚べていた作業員の方や夢を持って新天地へむかったであろう人々の残り香などは感じることはできません。

DD15 17

キハ56系(キハ27 23)

雪をかき分けるためでしょうか、大きなシャベルがついています。

長万部や函館方面で使われていた車両ですね。

乗車ドアが変わっています。普通の家の引き戸みたいです。

ソ81

迫力ある車体に圧倒されます。

この姿からトランスフォーマーのように変身していきそうな佇まいです。

今の時代はアルミを多用して軽く作られた車体が多い中、昔鋳造で作られた車体は見る者を圧倒する迫力があります。

一番のお気に入りがこの石炭運搬用列車。

ちよっととぼけたような大きな目と鼻、しゃくれた顎に長い時間見ていても飽きない魅力があります。

鉄人28号にも似ていますよね。

この建物の中には3台のSL展示してあります。

59609

9600形は、1913年から1926年までに770両製造された国産では初めての本格的な貨物牽引機です。牽引力の割に軸重が軽いという特長を持っていたため、なかなか代替の機関車が登場せず、蒸気機関車末期まで活躍しました。特に幌内線では、長大編成の石炭列車を牽引するなど主力として活躍しました。

●9600形の符番●
9600形の番号は、1号機が9600、2号機が9601としますが、101台目は万の位に1をつけ19600となります。同様に100台ずつ万の位に繰り上がりますので、三笠鉄道村に保存されている59609は9600形の510号機となります。

奥に映っているのがC122

それとS-304が展示してあり、どの車体にも自由に乗り込むことができます。

運転席に座ることもできます。

でも貴重な歴史遺産ですから乱暴な扱いや傷つけるような行為は絶対に止めましょうね。

いかがでしょうか。

僕自身、鉄オタでもなく鉄道に関する知識は無い人間ですが、ここに展示されている無骨な働いてきた汽車達を肌で感じて北海道の開拓や炭鉱で苦労された人々を思うと自分の苦労なんてちっぽけで、先人達から「そんなもん苦労でもなんでもない」って怒られそうで、ある意味生きる勇気をもらった気がします。